よく使う!自治体DX用語10選

DXに関わる業務を進めていく上で「言葉の意味がわからない」「カタカナ言葉がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなお悩みのために、よく使う用語とその意味を端的に解説します。

同じ言葉でも、使う場面や対象によって意味や定義が異なる場合があります。
本記事では
、自治体DXの文脈での意味をまとめましたのでご活用ください。

 

1|DX(Digital Transformation)

デジタル技術を用いた変革のこと。
自治体・住民等が、デジタル技術も活用して、住民本位の行政・地域・社会等を再デザインするプロセスのこと。

 

2|ICT(Information and Communication Technology)

情報通信技術のこと。
行政のICT化の場合、組織の効率化であり、業務を情報通信技術に代替すること。

 

3|RPA(Robotic Process Automation)

業務自動化ツールやAI等を使って、作業を自動化・効率化すること。

 

4|BPR(Business Process Reengineering)

庁内や社内の業務内容やフロー、組織の構造などを根本的に見直し、再設計すること。

 

5|CDO(Chief Digital Officer)

最高デジタル責任者。幹部として、組織横断的にDXを推進する役割を担う。

 

6|UI/UX

UI(User Interface):発信者と受信者の接点であり、視覚に触れる情報のこと。
Webサイトのデザインやフォント、パソコン自体の外観、などがそれにあたる。

UX(User Experience):情報やサービスなどを利用して得られる体験のこと。
Webサイトをみて便利な情報を”得られた”、文章が”読みやすかった”、パソコンが”使いやすかった”、などがそれにあたる。

 

7|PDCA

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを順番に繰り返し行い、生産性向上や効率化などの業務改善を図るための考え方。
工程が明確になっている場合に効果的である。

 

8|OODAループ

Observe(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Act(実行)の4つの要素で成り立ち、仮説構築から実行まで迅速に意思決定をするための考え方。
明確な工程のない場合に効果的である。

 

9|KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指数)

中間目標となる指標のこと。
目標を達成する上で、その達成度合いを計るための定量的な指標のこと。

 

10|KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)

最終目標となる指標のこと。
ある期間において、最終的に達成すべき定量的な指標のこと。