#ホンネのDX 3回連続でお届けする三次市役所情報政策監情報政策課ICT活用推進係係長 宮本香さんとの対談。1回目、2回目では、仕事を進める上で大切にしていることや、三次市のDX推進の取り組みについてお話しいただきました。
最終回では、仕事後の1杯の幸せや、三次市の特産ワインについて語り合います。
幸せは充実した仕事の後のビール
菅原:前回は三次市のDXの具体的な進め方についてお話しいただきました。最後のテーマはまったく抽象的になりますが、「幸せとは」です。結局、デジタル化やDXは何のために行うかというと、手段ですよね。何のための手段かというと、自分たちの幸せや身近な人の幸せのためだと思うんですけれど、宮本さんの「幸せだな、生きててよかったな」と思う瞬間はどのようなときですか。
宮本係長:それはもう、帰って1本目のビールを飲むときですね。
菅原:どのような1杯ですか?
宮本係長:やっていてよかったなと感じたときのビールが美味しいですね。やっぱり充実感というか、満足感があります。たとえば、先ほどお話ししたワーキングチームの会合の後や、何かしらリアクションがとてもよかったときの後ですね。
菅原:なるほど。普段の仕事が充実しているということでしょうね。今、ビールというお話がありましたが、三次市と言えばワインじゃないんですか。
宮本係長:あはは。そうですね。
菅原:私の幸せは日中、昼下がりの3時くらいには仕事を仕上げて、そこから自然を眺めながらワインを片手に飲むことなんですが、三次市のワインが僕はとても好きです。僕が宣伝するのも何ですけれども、三次のワインはすごいんですよ、皆さん。日本のワインの原料のぶどうは日本の固有種を使うことが多いんですが、三次市のワインは、あえてピノ・ノワールなどのいわゆるメジャーな品種に挑戦しているところがあるんです。ピノ・ノワールは黒ぶどうなのに、それから作った白ワインがあったりするんですよね。かなり素敵です。宮本さんはあまりワインをお飲みにならないかもしれませんが、もしワインのPRがあれば。
宮本係長:今言っていただいた白ワインは「白夜」ですね。あれはおいしいです。
菅原:私もまたぜひ三次市に伺って、充実したビールだけでなくワインの1杯をいただきたいと思います。今日は本当に実務的かつ多くの自治体の皆さんがご苦労されているフェーズを乗り越えているお話を伺えて、非常に中身の濃い、良いお話になったと思います。今日はお忙しいところ、お時間をいただきましてありがとうございました。
宮本係長:ありがとうございました。
対談を終えて
実務の最前線でDXを進めていくときに、人の気持ちを揃えて結集していくところに丁寧に時間をかけられた様子がわかりました。
「最終的には自治体ではなくて、市民の中からDXが進んでいくようにしたい」と語る宮本さん。その見ている先にある未来は、意外と早く来るのかもしれません。
#ホンネのDX これからも、あらゆる地域・あらゆる人たちのホンネとトランスフォーメーションを紐解いていきます。
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