#ホンネのDX 3回連続でお届けする愛媛デジ女プロジェクト代表 飯野めぐみさんとの対談。1回目、2回目では、子育て中の女性が自分を取り戻すための活動や、「愛媛デジ女プロジェクト」の取り組みについてお話しいただきました。
最終回では、幸せとは何かということや、平凡であることの素晴らしさについて語り合います。
子どもの笑顔のために生き方に真剣に向き合う
菅原:飯野さんが代表を務める「愛媛デジ女プロジェクト」についてお話を伺っています。今日のお話で、DXでデジタル技術を導入したり、オンラインにしたりというのは全部、いろいろなものを実現する手段なんだろうなと改めて実感したのですが、飯野さんにとっての幸せみたいなものは、何でしょうか。どういうときに幸せを感じますか。
飯野代表:最近は本当に子どもの笑顔が幸せで、平凡すぎて嫌になるんですよ。でも、そのために自分は働き方を真剣に考えたいですし、働き方というのは生き方だと思うので、自分の生き方というものにも、その笑顔のために真剣に向き合っていきたいと思っています。
菅原:いいですね。平凡って一番難しいですから、平凡だと言えるのはすごいと思います。僕は本当に波の多い人生を歩んでいて、どうやったらこの波がなくなるんだろうと思っているんですが、平凡というのは素敵ですよね。
飯野代表:以前は、平凡というものが好きではなかったんです。でもそういう人生を送ってみると、こんなに素敵なものがあったんだ、と。運動会でも感動でうるうるして泣きそうになってしまって。
菅原:価値観が変わってきますからね。
飯野代表:子どもたちの可能性のためにも、自分の姿を見せたいなと思っています。
菅原:すごく、すべてがつながったような感じがしますね。家族を大切にする価値観を持っている人たちが、そこも含めてより余白をもてる形になったらいいですし、そのときにデジタル技術を活用していくと、今までできなかったことが実現できるんだろうなと、お話を伺っていて感じました。オンラインなので移動しなくて済んだとはいえ、本当に今日はお忙しい中、愛媛県から素敵なお話をありがとうございました。
飯野代表:ありがとうございました。
対談を終えて
ママになると自分の思いや考えを話す場がなくなってしまう。飯野さんは、それなら自分で作ろうと活動を始めました。進めていく中でデジタルツールに出会い、その便利さをまだ知らない人にも伝えながら、新しい働き方を提案しています。
働き方は生き方。自分の姿を子どもたちに見せていきたいと語る飯野さん。
家族と仕事のどちらかを諦めるのでなく、どちらも大切にしていく働き方がデジタルで叶えられたら、それは女性だけではなく男性にとっても幸せにつながることなのではないかと改めて感じました。
#ホンネのDX これからも、あらゆる地域・あらゆる人たちのホンネとトランスフォーメーションを紐解いていきます。
愛媛デジ女プロジェクト
https://ehimedejijyo.colon-startwork.com/