今さらきけない「DX」とは?

自治体DX白書.comでは、自治体やDX担当職員にとって役立つ情報や基礎知識を、編集委員長(菅原直敏)の経験からまとめて紹介していきます。

DXってなに?

「DX!DX!」といろいろなところで聞くことが多いと思いますが、DXとはそもそも何なのでしょう?今さら誰かにききにくい…実はそんな方も少なくないのでは!?

DXとは、デジタル変革のこと。

DXを分解すると
D:Digital、デジタル
X:Transformation(略してX)、変革
となります。

デジタルトランスフォーメーションという言葉は「DX」と略し、デジタル変革という意味を持っています。
自治体DXの実務においてはデジタルの”d”が小文字、”X”が大文字で「dX」というイメージです。
“デジタル”よりも”変革”が大事だということ、言い換えると”手段”ではなく”目的”が大事だということです。

デジタルが目的ではなく、変革が目的ですよね?

また、DXの定義は企業や自治体など、場合によって若干解釈が異なってきますので、私が関わる自治体においては「自治体・住民等が、デジタル技術も活用して、住民本位の行政・地域・社会等を再デザインするプロセス」と定義しています。

 

DXで大事な3つのこと

DXやデジタル化についてお話をする時に大切なことが3点あります。

①デジタル技術は手段であって目的ではない
②デジタル技術の活用で重要なのは技術の理解ではなくて使いやすさである
③全ての人が同じ技術を使うことで課題が解決され価値を生む

自治体DXは、デジタル技術のお話をするようで実は私たちの幸せを前提に進めていきます。

次回からはDXで大事な3つのことについてお話をしていきます。

 

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https://youtu.be/V3Aeboq3uO0